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シャツの襟型

提供: suitpedia

シャツの衿型

シャツの衿型(えりがた)は、ドレスシャツやカジュアルシャツの印象を決定づける重要な要素です。特にネクタイとの相性や、着用シーンに応じた選択が求められます。

主な衿型の種類

レギュラーカラー

最も標準的な襟型で、左右の襟先がやや狭めに配置されたスタイル。ビジネスシーンでは定番とされ、どんなネクタイとも合わせやすい。

ワイドカラー

襟の開きが大きく、エレガントで現代的な印象を与える。ウィンザーノットなど大きめの結び目との相性が良い。イタリアンスタイルに多く見られる。

セミワイドカラー

レギュラーとワイドの中間的な襟型。日本のビジネスシーンでは非常にポピュラーで、万能な衿型として知られる。

ボタンダウンカラー

襟先を小さなボタンで留めるスタイル。アメリカントラッドに由来し、ややカジュアルだがノータイスタイルにも適する。オックスフォードシャツなどに多い。

ホリゾンタルカラー(カッタウェイカラー)

襟先がほぼ水平に開いているシャープな印象の衿型。イタリアやフランスのドレスシャツに多く、ネクタイなしでもバランスが良い。

タブカラー

襟の内側にある小さなタブでネクタイを持ち上げ、立体的に見せるスタイル。クラシックな雰囲気を持ち、スーツスタイル上級者に人気。

ピンホールカラー

襟の中央に小さな穴が空いており、ピンを通すことでネクタイを美しく持ち上げる衿型。ドレッシーで格式高い印象を演出する。

スタンドカラー(バンドカラー)

襟が立っており、折り返しのないタイプ。ネクタイを着用しないカジュアルスタイルでよく使われる。

襟型の選び方

場面やスーツとのバランス、顔の形に合わせて選ぶことが大切です。

  • 顔が丸め → ホリゾンタルやワイドで縦ラインを強調
  • 顔が細め → レギュラーやボタンダウンでバランスをとる
  • フォーマルな場 → ワイドカラーやピンホールカラー

関連項目